ネトスト=ネットストーカーであり、インターネット上でのストーカー行為のことをいいます。
「ストーカー」と聞くとドキッとしますよね。
とはいえ、好きな人や気になる人のアカウントはついつい見てしまうもの。
SNSは公での情報発信の場ですから、SNSの情報をもとに相手に迷惑をかけず自分だけで楽しむ分には自由です。
節度を持ってSNSを利用するのを前提に、具体的なインターネットでの情報収集方法を紹介します。
気になる人のSNSを探したい人はぜひ最後まで見ていってください。
1. アカウント名ではなくIDに注目する
アカウント名やアイコンは自由に変更できるので、変更されると探せません。
しかし、IDはアカウント作成時に発行されたものを変えることはできません。
IDに名前や誕生日、ペットの名前など個人を特定できる情報が入っていないか確認しましょう。
- 名前と誕生日を交互に並べる
- 部分的に英訳する
- 逆読み(逆順)にする
こういったIDもよく見かけます。
また複数のSNSアカウントを同じ時期に登録していれば、似たようなIDになっている可能性
もあります。
IDに着目することで、Twitter(X)からinstagramのアカウントが特定できることもあります。
メールアドレスなどがわかる場合は、それもヒントになるでしょう。
2. フォロー・フォロワーから辿る
本人のアカウントがわからなくても、フォロー・フォロワー欄からアカウントを探せます。
所属する部活動やサークルが分かっているという場合は、そのアカウントのフォロワーに気になっている人がいないか見てみましょう。
学年や学部が書かれたアカウントがあれば、友人や先輩・後輩などの交友関係がわかります。
また気になる人のアカウントがわかっている場合は、フォロー欄を見ることで交友関係や趣味などもわかります。
無関係の人にフォローされていることもあるので、フォロワー欄は気にしなくても大丈夫です。
3. 文体や記号の使い方
文章の書き方はその人の個性が出ます。
- 使う絵文字。
- 句読点の打ち方。
- 「」なのか『』なのか。
- 数字や記号が半角か全角か。
- 『…』、『・・・』、『。。。』など三点リーダの種類。
- 『できる』と『出来る』、『ください』と『下さい』などの変換。
これらの書き方に着目することで、疑いが確信に変わるかもしれません。
特に漢字変換などは予測変換で出てきているものを公私やアカウント毎に使い分けているとは考えにくいので、ほぼ一致します。
4. イベントや大会の参加や外出先の共有
自分の予定や今の行動の発信は、個人や個人の居場所の特定に役立ちます。
交友関係のある人の投稿から本人でなくても、家族や友人の予定の投稿から特定することも可能です。
友人のアカウントの見つけ方は、「フォロー・フォロワーから辿る」の章をご確認ください。
5. 写真・動画の投稿
画像や映像には、あなたが思っている以上に多くの情報が含まれています。
- 乗っている車
- 食器類の反射
- 方角(影の向き)
- 瞳やガラス面の反射
- 電柱に記載された住所
- 服装やアクセサリー、靴
- 背景の景色や建物(特徴的な建物や看板など)
注意深く観察することで、思わぬ情報が見つかります。
またストリートビューと組み合わせることで、かなり精度高く撮影場所を特定できます。
ちなみに上記の方法で、身近な人が家を特定されたことがあります。
- 住んでるのが隣町という話で盛り上がる。
- 部屋から外の大雨を撮影した画像に、特徴的なお寺の屋根と川の土手が映り込む。
- 川の近くのお寺をいくつか絞り込んで衛星画像からエリアを絞り込む。
- 衛星画像から乗っている車を探し、ストリートビューで表札を確認して家を特定。
ここまではグレーながらセーフですが、これで知り得た情報をもとに実際に家の周りをうろついたり住所をバラすと脅したりするなどの行為は『立派な犯罪』ですのでお控えください。
本人が画像をあげていなくても、友人が本人との写真を投稿している場合があるので確認しましょう。
6. 共通点を持つ捨てアカウントで接触する
特に鍵アカウントに対して有効な手段です。
鍵アカウントで中が見えない。。。
そんな場合は、共通点を持つ新規の捨てアカウントを作成して接触します。
- 友人になりすましてフォローする。
- 同じ趣味を持つ人になりすましてフォローする。
- 同じ部活やサークルに所属している人になりすましてフォローする。
こうして相手からフォローバックしてもらえれば、相手の鍵アカウントを確認できるようになります。
まとめ : SNSと上手に付き合いましょう
今回はネトストのやり方をご紹介しました。
ネトストがエスカレートし、ストーカー行為を行ってしまうとストーカー規制法に引っかかります。
くれぐれも節度を持ってSNSを楽しみましょう。
やめたくなった方はこちらの記事も参考にしてください。
こちらの記事もネトストの具体的な方法が記載されていたので、私の記事で物足りなかった方におすすめです。
以上、参考になれば嬉しいです。
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